はじめに

小郡市の放課後児童クラブ（学童保育所）は、クラブに通う児童の保護者の皆さんが主体となって運営しています。

保護者の皆さんには、学童保育所の利用と同時に、「特定非営利活動法人学童保育おごおり」および各放課後児童クラブ（学童保育所）保護者会に入会していただきます。

①子どもたちが楽しく安心して過ごせる学童保育所にする②保護者同士の交流や親睦を深める③学童保育をよりよくすることを目的として、運営へのご協力をお願いします。

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【保護者の願い】

小郡市に初めて学童保育所が生まれたのは、平成 3 年 1 月に開所した三国校区学童保育所です。学童保育所は、放課後や長期休業中などに保護者が留守の家庭において「少しでも子どもたちが淋しい思い、危険な思いをしないように」との親の願いから生まれました。 学童ができるまでには、諸先輩方の大変な苦労がありました。議員をはじめ、民生委員、区長を何度も訪問したり、市役所へ嘆願書を提出したりと、学童保育所の必要性、親の学童保育への熱意が認められるまでには長い年月がかかり、そしてようやく小郡市にも学童保育所ができたのです。 建物以外は、ゼロからの出発で、みんなで掃除をし、畳を敷き、あちらこちらにお願いをして、不要になった机、本棚、冷蔵庫などその他いろいろ物をいただいて準備したそうです。 このように、学童は保護者の力で作り上げた保育所です。 市や学校の管理下にあるのではなく、保護者一人ひとりの協力の下で運営が成り立っています。 学童の保護者の力があってこそ、私たちの学童保育が続いていることを知ってください。学童保育所は、単に子供を預ける場所ではありません。これからも、保護者全員で力を合わせて運営し、ともに学童を守り、より豊かなものへと育てていきましょう。 なお、令和 2 年度からは、各放課後児童クラブ（学童保育所）運営委員会（保護者会）が立ち上げた「NPO 法人学童保育おごおり」（小郡市学童保育所連合会）が運営を行っていきます。